【Bar Shine on you】
よーたんが帰った後。
店は開けないといけないため、ラウママとゆーたんは、せっせと準備する。
ラウ「料理はレッサーくんたちに任せちゃいましょうか」
優「せやな。あの子らの方が、陽おねーたんよりマシなもん作ってくれるで。多分」
ラウ「それもそうね。ホント、あの子の独特すぎる味覚、誰に似たのかしら…?」
優浜心の中(誰って、ママ以外誰がおるねん)
表向きには出さないが、ゆーたんもまた、モヤモヤとした気持ちを抱えていた。
↓↓↓ここからは、ゆーたんの心の声でお届けします。
まぁ、陽おねーたんがモヤモヤする気持ちは分かるわ。
そもそもパパは、えらいあの子ら気にかけてるもんなぁ…。
でも、あたしも陽おねーたんも、旅に出られへんからモヤモヤするんちゃうんよな。
一言相談して欲しかっただけや!
…ママは知ってたんやろか?
ゆーたんはふと、ラウママはこの状況についてどう思ってるのか聞きたくなった。
優「ママ、ちょっと……!」
ゆーたんがラウママに声をかけようとしたとき、
レッサー兄弟「おはようございまーす!今日もよろしくお願いします!」
バッドなタイミングでレッサー兄弟が出勤。
優浜心の中(あちゃー(>_<)
まぁ、今度でえぇわ)
そして今宵も店は開く。
いつもどおりラウママはお酒を提供し、レッサー兄弟は女性客に大人気!
レッサー兄弟の料理が提供される、珍しいスタイルとなったため、店は大反響だった。
優浜心の中(あたしや陽おねーたんがどんな気持ちであろうと、時間は容赦なく流れるんやな。
しゃーないことや。あたしかて、お腹も空けばトイレにも行くわ)
ゆーたんは踊った。
踊ることで、モヤモヤした気持ちを紛らわせたかった。
そんな気持ちがダンスに反映されたのか、いつも以上に憂いを帯びたゆーたんのダンスに、観客たちは酔いしれていた…。
上野竹林王国物語の本編は、いのぱんだ様のブログでお楽しみ下さい(*'▽'*)♪
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